Surface シリーズのイメージ初期化対応方法

皆さん、こんにちは。

今回も、Surface ネタです。

Surface を企業などで検証している際に、イメージ (Windows) を一度初期イメージに初期化したいということがあるかと思います。例えば、Configuration Manager で OS 展開を実施して、再度違う用途で利用したいので、元々の出荷時のイメージに戻したい。または、Windows Autopilot のテストで何度も初期イメージに復元する必要がある等。

その際に活用できる、Surface Recovery Image (BMR) の利用方法をご紹介したいと思います。

<必要なもの>

・ USB メモリ 16 GB 以上 (FAT32 でフォーマットされていること)

・ Surface の実機 (シリアル番号) (今回は、Surface Pro 9 with 5G を用いています)

<Surface Recovery Image のダウンロード>

  1. 下記のサイトにアクセスします。
    https://support.microsoft.com/ja-jp/surface-recovery-image
  2. 下記のスクリーン ショットと同じところまで、スクロール ダウンします。
  3. [Product] にて、対象の Surface の型番を選択します。その後、[シリアル番号] に本体のシリアル番号を入力します。その後、[続ける] を選択します。
  4. 下記のようなページが表示されますので、表示されたイメージを [画像をダウンロード] を選択してダウンロードします。
    ※ Surface Pro 9 with 5G は、9.7 GB 程ありますので、インターネット回線によっては時間がかかります。
  5. zip ファイルでダウンロードされますので、ダウンロードされたファイルを確認します。
  6. ダウンロードした zip ファイルを選択して、右クリックにて、[プロパティ] を選択します。
  7. [許可する] を選択し、[OK] を選択します。
  8. ダウンロードした zip ファイルを選択し、右クリックにて [すべて展開] (zip ファイルを展開) を選択し、zip ファイルを展開します。
  9. 展開されたフォルダー配下にあるファイルを準備しておいた USB メモリ (FAT32 でフォーマットされていること) に展開します。
    ※ 展開されたフォルダー配下のファイルすべてを、USB メモリの直下に一括コピーします。展開されたフォルダー

    USB メモリ
  10. 作成した USB メモリを Surface 本体に接続します。最近の Surface は USB-A ポートがないので、アダプターなどを利用して、USB メモリを接続します。(Microsoft USB-C Travel Hub 等を利用します)
  11. Surface の電源を切り、音量の – ボタン (ボリュームを下げるボタン) を選択したまま、電源ボタンを押します。(この際、電源ボタンは押して直ぐに離して良いですが、音量の – ボタン (ボリュームを下げるボタン) は次の画面が表示されるまで、押しっぱなしにします。)
    ※ 2024/04/06 記載内容を修正 (以前は、音量の + ボタンと表記しておりましたが、こちらは UEFI 起動時の場合であり、記載時に誤りがありました。失礼いたしました。)
  12. 下記の画面が表示されます。[日本語 (日本)] を選択します。
  13. キーボード レイアウトの選択にて、[Microsoft IME] を選択します。
  14. [ドライブから回復する] を選択します。
  15. [ドライブから回復する] にて、[ファイルの削除のみ行う] or [ドライブを完全にクリーンアップする] を選択します。
  16. 最後に確認メッセージが表示されますので、確認した上で、[回復] を選択します。
  17. 下記のように回復が始まります。
  18. Surface Pro 9 with 5G の場合、約 20 分程度 ([ドライブを完全にクリーンアップする] を選択) で回復が終わります。

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