皆さん、おはようございます。
今回は Microsoft Intune の新機能を紹介したいと思います。
今回取り上げる機能は、先日開催した Monthly Microsoft Intune Briefing Call Japan #16 でも軽く紹介した、強化されたアプリ インベントリ機能になります。
Intune では正直な話、今まであまり充実していなかったインベントリ機能を強化する新機能となります。具体的には、対象マシンにインストールされているアプリケーションのインベントリ情報をより詳細に収集してくる機能となります。
以前に紹介した、デバイス インベントリの記事と併せてご覧ください。
強化されたアプリ インベントリ機能は、2026 年 5 月 4 日の週のリリースで追加されています。
https://learn.microsoft.com/en-us/intune/whats-new/#week-of-may-4-2026
基本的に、前提条件等は、デバイス インベントリ機能と同様かと思います。
では、早速、機能を見ていきましょう。
<強化されたアプリ インベントリを設定する>
まず、強化されたアプリ インベントリ機能を使うには、Microsoft Intune 管理センター上でどの項目を収集するか定義する必要があります。
- Microsoft Intune 管理センターを開きます。
- [デバイス] > [デバイスの管理] > [構成] を開きます。
- 上部の [作成] > [新しいポリシー] を選択します。
- プロファイルの作成にて、[プラットフォーム] にて [Windows 10 以降] を選択し、[プロファイルの種類] にて [プロパティ カタログ] を選択し、下部の [作成] を選択します。

- [基本情報] にて、[名前] を適宜設定し、[次へ] を選択します。

- [構成プロパティ] にて、[プロパティの追加] を選択します。

- 今回は、強化されたアプリ インベントリ機能を利用したいので、[Application Properties] にチェックを入れ、下部の [選択] ボタンを選択します。

- [構成プロパティ] が追加されたことを確認し、[次へ] を選択します。

- 今回はスコープ タグを変更しないので、そのまま、[次へ] を選択します。

- [割り当て] にて、強化されたアプリ インベントリ機能を有効化する対象のグループを選択します。その後、[次へ] を選択します。

- [確認および作成] にて、設定内容が正しいことを確認し、下部の [作成] を選択します。

- これで、強化されたアプリ インベントリ機能を有効化できました。
<強化されたアプリ インベントリの結果を確認する>
上記で設定された、アプリ インベントリ用のプロパティ カタログが対象マシンに展開された後、Microsoft Intune 管理センター上で、収集されたアプリ インベントリを確認しましょう。
- Microsoft Intune 管理センターを開きます。
- [デバイス] > [プラットフォーム別] > [Windows] を選択します。
- 確認したい、デバイスを検索します。
- 左のツリーから、[すべてのアプリ] を選択します。

- 上部のタブから、[アプリ インベントリ] を選択します。
下記のように、アプリ インベントリが表示されます。

- [列] から、標準で表示されている項目以外も選択できます。
※ インストールされた場所等の情報も表示可能です。

- この強化されたアプリ インベントリ機能は Configuration Manager のインベントリ機能と違い、ユーザー プロファイルにインストールされたアプリケーションも検出可能となります。
下記の例では、プライマリ ユーザーは intune.guy というユーザーのマシンですが、別のユーザーの yutamai がユーザー プロファイルにインストールしたアプリが検出できています。

<まとめ>
今回、新たにリリースされた、強化されたアプリ インベントリ機能はとても便利な機能です。上記内容でも触れましたが、ユーザー プロファイルにインストールされたアプリケーションも検出できるため、非常に強力な機能だと思っています。
今まで、Microsoft Intune では、インベントリ機能はあまり得意としていませんでしたが、デバイス インベントリ機能に続き、強化されてきている印象があります。
是非、事前検証のうえ、皆さんの企業や組織の環境でも有効化してみてはいかがでしょうか。
今後も Microsoft Intune の新機能から目が離せませんね!
