Configuration Manager のリリース頻度に関する変更

皆さん、おはようございます。

今回は、Configuration Manager (Microsoft Configuration Manager (MCM), Microsoft Endpoint Configuration Manager (MECM), SCCM) に関する大きな発表がありましたので、その内容をお伝えします。

端的にお伝えすると、毎年 3 回リリースされていた Configuration Manager ですが、年 2 回のリリースに変更されます

これは、マイクロソフトによると、Windows リリースとの歩調を合わせ、Configuration Manager の展開管理工数を削減することを目的としているようです。

<詳細>

・ 2023 年から、従来のリリース間隔である、xx03、xx07、xx11 ではなく、xx03 と xx09 の二つのリリースになります。

・ ベースライン バージョンは、2203 および 2403 のように、xx03 がベースラインのバージョンとなります。(これは今まで通り)

・ Technical Preview (TP) リリースは、毎月リリースから年 4 回のリリースに変更される。2 つは各製品リリースの前にリリースとなります。

Release Cadence Changes to Microsoft Configuration Manager
https://techcommunity.microsoft.com/t5/configuration-manager-blog/release-cadence-changes-to-microsoft-configuration-manager/ba-p/3785508

<本発表を受けて>

皆さん、本発表を受けてどう感じられたでしょうか。私はこの話を聞いた時に、正直には悲しくなりました。というのも、リリース間隔が長くなる = 新機能や新しいリリースがあまりされなくなると思ったからです。もちろん、Windows のリリース サイクルに合わせるという形なので理解はしますが、なんか寂しいですね。

一方で、システム管理をされている方からすると、今まで、年 3 回のアップグレードに付き合わされてきたので、年 2 回のアップグレードで安心されている方もいらっしゃるかと思います。

今回の変更に伴い、Configuration Manager への継続的な開発への投資が低下しないことを祈りたいものです。Configuration Manager (CM) Love な私からすると今後の動向が非常に気になるところではあります。。。

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