皆さん、こんにちは。
今回は自宅検証環境のアップデートについてお知らせいたします。
自宅の検証環境には、メインに Dell PowerEdge R820 を利用しています。(導入の際の記事はこちら)
今回、このサーバーの Solid State Drive (SSD) の容量が足りなくなってきたので、Intel SSD 750 Series から一部を Intel SSD DC P3700 Series に移行しました。
Intel SSD DC P3700 Series は eBay で購入しました。初めての eBay でしたが、無事商品が届きました。(香港から届きました。)
<購入した Intel SSD DC P3700 Series>
<移行前の SSD 構成>
モデル | 用途 |
Intel SSD 750 Series 1.2 TB (PCIe 接続) |
C ドライブ (OS 用) |
Intel SSD 750 Series 1.2 TB (PCIe 接続) |
D ドライブ (ISO ファイル保管場所) |
Intel SSD 750 Series 1.2 TB (PCIe 接続) |
仮想マシンの仮想ハードディスクの置き場 (記憶域スペースを使用) |
Intel SSD 750 Series 1.2 TB (PCIe 接続) |
仮想マシンの仮想ハードディスクの置き場 (記憶域スペースを使用) |
Intel SSD 750 Series 1.2 TB (PCIe 接続) |
仮想マシンの仮想ハードディスクの置き場 (記憶域スペースを使用) |
<移行後の SSD 構成>
モデル | 用途 |
Intel SSD 750 Series 1.2 TB (PCIe 接続) |
C ドライブ (OS 用) |
Intel SSD 750 Series 1.2 TB (PCIe 接続) |
D ドライブ (ISO ファイル保管場所) |
Intel SSD DC P3700 Series 2.0 TB (PCIe 接続) |
仮想マシンの仮想ハードディスクの置き場 (記憶域スペースを使用) |
Intel SSD DC P3700 Series 2.0 TB (PCIe 接続) |
仮想マシンの仮想ハードディスクの置き場 (記憶域スペースを使用) |
Intel SSD DC P3700 Series 2.0 TB (PCIe 接続) |
仮想マシンの仮想ハードディスクの置き場 (記憶域スペースを使用) |
Intel SSD DC P3700 Series 2.0 TB (PCIe 接続) |
仮想マシンの仮想ハードディスクの置き場 (記憶域スペースを使用) |
<Intel SSD DC P3700 Series のファームウェア アップデート>
Intel SSD DC P3700 Series のファームウェア アップデートは、Intel SSD Toolbox という GUI ツールでは行えないため、Intel SSD Data Center Tool を使用します。
- Intel のサイトから、Intel SSD Data Center Tool をダウンロードします。(Windows 版をダウンロードします)
- zip 形式でダウンロードされるので、展開します。
- [Intel SSD Data Center Tool x64 -v3.0.24.exe] (バージョンによって末尾が異なる) を実行します。
- Intel SSD Data Center Tool のインストール ウィザードが起動しますので、[Next] を選択します。
- [Next] を選択します。
- [Finish] を選択します。
- PowerShell を管理者権限で起動し、[C:\Program Files\Intel\Intel(R) SSD Data Center Tool\] フォルダーまで移動します。
- 次のコマンドを入力し実行します。このコマンドで接続されている Intel SSD の情報を出力します。(現在のファームウェアは、8EV10110)
.\isdct.exe show -intelssd
- 上記のコマンドで実行した SSD の Index ナンバーを指定してファームウェア アップデートを実行します。
.\isdct.exe load -intelssd 0
- 同じ方法で他の SSD も更新します。
- 更新後、再度下記のコマンドでファームウェアがアップデートされていることを確認します。(8EV101H0 に更新されています。)
.\isdct.exe show -intelssd
- OS を再起動します。
<ベンチマーク結果 (ファームウェア アップデート前)>
ファームウェア アップデート前にベンチマークをとり、その後記憶域スペースを使い、複数台まとめた時の SSD をまとめてしまったので、ベンチマークを取り忘れました。
※ベンチマーク ソフトは、CrystalDiskMark 7.0.0 を使用させていただいております。
・ 1 枚での結果
・ 記憶域スペースにて複数台まとめた時
※ Storage Spaces Direct と記載していますが、Storage Spaces の間違いです。
<おまけ>
<まとめ>
今回は、Microsoft Endpoint Configuration Manager の話題ではなく、検証環境のお話をしました。Microsoft Endpoint Configuration Manager の検証環境は仮想マシンで構築していますが、仮想マシンの仮想ハードディスクの置き場は、快適な検証環境のために、速い SSD を搭載することをお勧めします。皆さんも快適な検証環境を!