皆さん、こんにちは。
今回は、Windows Server 2022 にて BranchCache を有効化すると BSoD (Blue Screen of Death, Stop Error) が発生する問題が解消されたようなので、その内容について取り上げます。
兼ねてから、Twitter 等で報告されていた Windows Server 2022 にて、BranchCache を有効化すると BSoD が発生する問題が報告されていました。BranchCache は Microsoft Endpoint Configuration Manager (MECM, SCCM, Configuration Manager) においても使用するため、Configuration Manager のサーバー OS を Windows Server 2022 にすることは控えた方が良いとされていました。
Seems to be an issue with Windows Server 2022 that gives a BSOD on the server after enabling #BranchCache. MS is aware.
— Andreas Hammarskjöld (@AndHammarskjold) September 7, 2021
しかしながら、どうやら、2022 年 3 月のプレビュー リリース (C リリース) (KB5011558) にて本問題事象が改善されたようです。
<日本語ページ抜粋>
BranchCache を有効にすると、HTTP.sysが Windows Server 2022 デバイスでの動作を停止する原因となるアクセス違反エラーに対処します。
<英語ページ抜粋>
Addresses an access violation error that causes HTTP.sys to stop working on Windows Server 2022 devices when you enable BranchCache.
これで、Configuration Manager サーバーも BranchCache を利用していても、Windows Server 2022 へアップグレード出来るようになりました!