皆さん、こんばんは。
今回は、Configuration Manager (SCCM) の Technical Preview (TP) というバージョンの新機能について紹介したいと思います。
Technical Preview (TP) は、製品版の Current Branch (CB) と異なり、最新機能をテストするための Branch です。Technical Preview で評価された機能が、Current Branch に導入されます。
Technical Preview は、SCCM 版の Windows Insider Program といっても良いかもしれません。
本日 (2019/10/15)、時点で最新の Technical Preview は 1909 ですが、どうしても紹介したい機能が 1908.2 にありますので、1908.2 の紹介をします。
<公式ドキュメント>
・ Message administrators with ConfigMgr Technical Preview 1908.2
・ Configuration Manager テクニカル プレビュー バージョン 1908.2 での機能
◆新機能の紹介
<OS 展開時のキーボード レイアウトの設定>
UserVoice のフィードバックに基づいて、OS 展開タスク シーケンス中に既定のキーボード レイアウトを設定できるようになりました。 Windows 設定の適用タスク シーケンスの手順には、Windows の既定のキーボード レイアウトを設定するための設定が含まれています。
是非、上記のリンクの [UserVoice のフィードバック] のリンクをクリックすると UserVoice のサイトに飛びますが、この UserVoice は私が投稿したものになります。
本日 (2019/10/15)、時点で投票数が 33 になっています。既に投票いただきました皆さんありがとうございます!
実際に Technical Preview 1908.2 で搭載された機能のスクリーン ショットは以下になります。
最新版の Technical Preview 1909 では下記のように変更されました。
System locale 等の複数の値が設定できるように改善されています。
しかし、Technical Preview 1909 のバージョンを用いて、[Input locale] を [Japanese (Japan)] に変更してもキーボード レイアウト設定は英語キーボード (101/102 キー) のままでした。日本語キーボード (106/109 キー) にはなりませんでした。
日本語キーボード環境では 106/109 キーにならないと [@] が [[] になってしまう等の問題があります。タスク シーケンスの設定値に [Input locale] が採用されたことは非常にありがたいことですが、キーボード レイアウトも変更になると大変うれしいです。
皆さんも同様の問題を抱えている場合は是非、下記の UserVoice に投票してください。
お願いいたします。
Add keyboard layout settings in the Apply Windows Settings step [Configuration Manager Feedback]
皆さんも SCCM の改善したい点があれば、UserVoice に投稿しましょう!