Windows Server 2025 リリース

皆さん、おはようございます。

2024/11/02 (米国時間 : 2024/11/01) に Windows Server 2025 がリリースされました。

マイクロソフト界隈ではよく言われる、RTM (Release To Manufacturing) になり、正式リリースされたことを意味します。

(2024/11/02 7:37 AM 時点では、公式ブログ記事でアナウンスはありませんが、Visual Studio Subscriptions 等でのイメージ公開状況から察するに正式リリースかと思います。)

>> 公式ブログ記事が公開されました。

Windows Server 2025 now generally available, with advanced security, improved performance, and cloud agility  – Microsoft Windows Server Blog

<Windows Server 2025 の新機能情報>

Windows Server 2025 の新機能は下記のページで紹介されています。

Windows Server 2025 の新機能 | Microsoft Learn

What’s new in Windows Server 2025 | Microsoft Learn

特に、Active Directory 関連の新機能はここ数年無い大きなアップデートが多いです。

あとは、NVMe の SSD への最適化がされているので、より快適に NVMe の SSD を利用できるのではないかと思います。

その他にも新機能が多く搭載されているので、是非上記のページを確認してみてください。

<イメージ公開状況>

・Visual Studio Subscriptions

確認した限り、Visual Studio Subscriptions では、下記画面のように既に Windows Server 2025 がダウンロード可能の状態でした。(2024/11/02 1:30 AM 頃から)

・Microsoft Evaluation Center

また、評価版ダウンロード ページも以前の Preview の表記が外れていることから、既に RTM イメージかと思います。

Windows Server 2025 | Microsoft Evaluation Center

・Microsoft Azure

2024/11/02 5:41 AM 時点では、まだ仮想マシン作成の際に、Windows Server 2025 RTM イメージは選択できないようです。

>> 2024/11/02 17:13 PM に確認したところ、Microsoft Azure Virtual Machines のイメージに、Windows Server 2025 が追加されていることを確認しました。

[Windows Server 2025 Datacenter – x64 Gen2] 以外にも [Windows Server 2025 Datacenter: Azure Edition – x64 Gen2] 等の他のバリエーションもありました。

<Windows Server 2025 インストール画面>

簡単ですが、Windows Server 2025 のインストール画面をスクリーン ショット ベースで紹介します。

まず、言語設定を行います。

キーボード設定ですが、以前にフィードバックを行ったのですが、日本語を選択した場合も、[キーボードの種類] が既定で [PC/AT 拡張キーボード (101/102 キー)] になっていますね。

そのため、次のスクリーン ショットのように、[日本語キーボード (106/109 キー)] に変更します。

[セットアップ オプションの選択] にて、[I agree everything will be deleted including files, apps, and setting] にチェックを入れます。

Windows Server 2022 の時と同様のセットアップ方式 (以前のセットアップ方式) を希望の場合は、[セットアップの以前のバージョン] を選択すると、Windows Server 2022 の時と同様のセットアップ ウィザードが表示されます。

今回のケースでは、便宜上、[プロダクト キーがありません] を選択します。

[イメージの選択] にて、インストールするエディションを選択します。
※ 通常の Windows Server のように、GUI での操作を希望の場合は、[(デスクトップ エクスペリエンス)] が付与されているエディションを選択します。

ライセンス条項が表示されます。

Windows Server 2025 をインストールする場所を選択します。

インストールの際、[プロダクト キーがありません] を選択したため、プロダクト キーの入力を求められます。

Administrator のパスワードを設定します。

初回ログオン時に、[診断データ] の送信タイプを選択する必要があります。
下記画面にあるように、[オプションを含む] と [必須のみ] が選択できます。

インストールが完了します。Windows Server 2025 RTM 時点では、Build は 26100.1742 でした。

<まとめ>

ようやく、Windows Server 2025 が正式リリースされました。

今回のブログ記事紹介用に仮想マシンに Windows Server 2025 をインストールしてスクリーン ショットを取得しました。

また、手元にある、Minisforum MS-01 の物理マシンにも Windows Server 2025 を新規インストールして、Hyper-V の役割を追加するところまでは実施しました。この三連休を使って、既存のサーバー環境をアップグレードしたりと検証してみたいと思います。

皆さんも、是非、Windows Server 2025 のインストールをトライして、触れてみてください!

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コメント

  1. 2025 より:

    2025来ましたね
    まだどこも言及していない様でこちら唯一見つけた記事です
    Visual Studioから入手し2022上書きインストールしました
    Win11 24H2のトラブルが色々言われていますが
    2025は今のところ安定しているようです

    • Tamai より:

      コメントいただきありがとうございます。
      本ブログ記事を見つけていただきありがとうございます。
      現時点では、公式ブログ記事ではアナウンスは無いですが、すでに、Visual Studio Subscriptions 等で入手可能な状況下なので、正式リリースかと思います。
      私も本日手元の物理環境に順次インストールしましたが、今のところ安定稼働しています。