皆さん、こんにちは。
今回は、WSUS (Windows Server Update Services) のネタです。
Windows Server 2022 でも、WSUS の役割をインストールして使用することが出来ます。しかしながら、日本語 OS をインストールしても WSUS コンソールの UI が英語表示になるという、不具合が確認されていました。私も、Windows Server 2022 に WSUS の役割をインストールした際 (2021 年 12 月頃) に気付き、開発チームにフィードバックを行いました。
その不具合がようやく解消されたようです。
まずは、不具合の詳細について。
<Windows Server 2022 にて、WSUS コンソールが英語表示になる問題>
Windows Server 2022 RTM version (20348.169) では、WSUS の初期設定の画面も下記のように英語表示になります。
また、その後、WSUS コンソールももちろん英語表示です。
WSUS コンソールのほとんどが英語表示で表示されます。
<不具合解消バージョンについて>
私が確認したところ、2022 年 6 月のプレビュー (C リリース) の KB5014665 (20348.803) にて問題が改善されているようです。
既に、WSUS の役割を追加していて、英語表示の環境にも KB5014665 を適用することにより、問題が解消されます。
まだ、プレビュー リリースですが、7 月の LCU (Latest Cumulative Update) にも含まれてくると思いますので、実環境の場合は 7 月の LCU を適用することをお勧めします。
下記のスクリーン ショットは、WSUS コンソールが英語表示の環境に、KB5014665 を適用した後に WSUS コンソールを開いたところです。無事、日本語表示になっていますね。
ちなみに、WSUS の役割を追加する前に、KB5014665 を適用した環境だと、初期構成も日本語で行えます。
<まとめ>
やっと、日本語 OS の Windows Server 2022 上の WSUS コンソールが日本語表記になり、安心しました。もし、同様の問題に遭遇した方は本記事がご参考になれば幸いです。
なんとなく、最近ローカライズが置き去りにされているような気が。。。