皆さん、こんにちは。
今回は、先日発表された、Microsoft Surface の新モデルである、Surface Pro 12 インチ ビジネス モデル (Surface Pro for Business 12in 1st Ed with Snapdragon) をレビューしたいと思います。
Surface Pro 12 インチは、Copilot+ PC となります。
法人向けの Surface Pro 12 インチは、2025 年 9 月 2 日より出荷開始予定とのことです。
今回のレビュー記事作成にあたり、Surface Pro 12 インチ ビジネス モデル (Surface Pro for Business 12in 1st Ed with Snapdragon) を日本マイクロソフト様よりお借りいたしました。
今回レビューする機種は下記になります。
<今回お借りしたデバイス>
Surface Pro for Business 12in 1st Ed with Snapdragon (Model 2109)
CPU: Snapdragon X Plus (8 Core) 3.30 GHz
Memory: 16 GB (8448 MT/秒)
SSD: 512 GB (UFS)
Network: Qualcomm FastConnect 7800 Mobile Connectivity System
OS: Windows 11 Pro (24H2)
Color: Platinum
<Surface Pro 12 インチ開梱>
さて、まずは開梱から。
環境に配慮された簡易梱包です。
Surface Pro 12 インチは、以前の Surface で搭載されていた Surface Connect ポートから USB-C ポートでの充電に変更されています。そのため、USB-C ケーブルが同梱されています。Surface Connect ポートは存在しません。
(USB-C ケーブルから電源コンセントへの接続のためのアダプター (充電器) は付属されていません。USB-C ケーブルのみ付属のため、ご自身で USB-C ケーブルからコンセントへの接続アダプターを用意する必要があります。)
下記のように、充電器が付属されていないことが記載されたリーフレットが同梱されています。
下記のような、本体の全体像を説明したリーフレットも同梱されています。Surface Pro 12 インチでは、USB-C ポートが本体右側面に配置されています。
(Surface Pro 11th Edition 等では本体左側面)
Surface Pro 12 インチを取り出した後の箱はこんな感じです。
次に、キーボードとなります。今回は、Surface Pro 12 インチ本体と併せて、Microsoft Surface Pro 12 インチ キーボード スリム ペン付きをお借りしました。
キーボードは下記のような外観です。もちろん、Copilot キーも右下に搭載されています。
本体とキーボードの開梱は上記のような感じです。
<以前のキーボードとの比較>
せっかくなので、以前のキーボードと比較してみました。
まずは、Surface Pro Flex キーボードとの比較です。
次に、Surface Pro 7+ 等で利用できる Surface Pro タイプ カバー (指紋認証付き) との比較です。
最後に、Surface Pro 13 インチ キーボード (現行モデル) との比較です。
<本体比較>
次に本体の比較もしておきたいと思います。
手元にある、Surface Pro with 5G 11th Edition For Business と比較してみました。
左側 : Surface Pro with 5G 11th Edition For Business
右側 : Surface Pro for Business 12in 1st Ed with Snapdragon
上部 : Surface Pro for Business 12in 1st Ed with Snapdragon
下部 : Surface Pro with 5G 11th Edition For Business
<Surface Pro 12 インチの外観>
Surface Pro 12 インチでは、Surface 本体にスリム ペンの格納場所があります。具体的には、本体裏側の上部に格納場所が用意されています。
開梱の箇所でも記載しましたが、USB-C ポートは本体右側に二つ用意されています。
Surface Pro 11th Edition 等の既存モデルと左右が異なるため、最初は戸惑いました。
というのも、普段、Surface Thunderbolt 4 ドックを利用しているのですが、いつも使っている Surface が左側面に USB-C があるため、つい Surface Pro 12 インチでも、左側面に USB-C ケーブルを挿しそうになりました。
電源ボタンや音量の調節ボタンは既存モデルと同様に本体の左上にあります。
ちなみに、本体左側面には特に接続端子はありません。
<Surface Pro 12 インチ デバイス セットアップ>
今回、Surface Pro 12 インチ ビジネス モデルはビジネス モデルということもあり、Windows Autopilot を用いてデバイスのセットアップを実施しました。Surface Pro 12 インチ ビジネス モデルは、通常の Intel CPU 搭載モデルと異なり、Arm64 アーキテクチャの Snapdragon CPU 搭載モデルとなります。そのため、Windows Autopilot にて展開する際には、アプリケーションの互換性にご注意ください。
具体的には、Windows アプリ (Win32) の [必要条件] の [オペレーティング システムのアーキテクチャを確認する] の見直しです。
[オペレーティング システムのアーキテクチャを確認する] の選択を適切に行うことにより、Arm64 デバイスを Windows Autopilot で展開しても、未対応アプリケーションの展開を防止することが可能になります。
<Surface Pro 12 インチ セットアップ後のレビュー>
まずは、みんな大好きタスク マネージャーですよね。
プロセッサは、Snapdragon X Plus (8 Core) です。
メモリは、8448 MT/秒の 16 GB メモリです。
お借りしたデバイスの SSD は KIOXIA の UFS (Universal Flash Storage) でした。
Wi-Fi は、802.11be (Wi-Fi 7) 対応の Qualcomm FastConnect 7800 Mobile Connectivity System です。
NPU は、Snapdragon X Plus 搭載の NPU です。
GPU は、Qualcomm Adreno です。
<まとめ>
ある程度、Surface Pro 12 インチを利用してみてバッテリーの持ちや使用感については別記事でお伝えできればと思います。この記事を執筆する前に、Surface Pro 12 インチを持参して外出先で軽く使用してみましたが、持ち歩きするデバイスとしてはかなり便利でした。というのもサイズ感もちょうどよく、持ち出しにはとても最適なデバイスだと感じました。また、キーボードも、今回のキーボードは接点が浮いていないため、かなり安定感がある打鍵ができます。私の指は太めなので、既存の Surface キーボードに慣れていると少しだけ違和感がありますが、それも慣れで解消できる範囲なので問題無いと思います。
この Surface Pro 12 インチを普段使いして、また本ブログにて感想を投稿できればと思います。