皆さん、こんにちは。
今回は、Surface 関連の記事をポストしたいと思います。
2024/04/25 (米国時間) に、Surface デバイスを管理する IT 管理者向けのツールである、Surface IT Toolkit がリリースされました。Surface IT Toolkit を使うことで Surface を管理する上で必要なツールに一元的にアクセスできるようになります。
公式ブログでの Surface IT Toolkit リリース記事
Deep dive into the Surface IT Toolkit [Surface IT Pro Blog]
Surface IT Toolkit のご紹介 [Japan Windows Blog]
<入手方法および初期セットアップ>
早速、Surface IT Toolkit の入手方法および初期セットアップを見ていきましょう。
- Microsoft Download Center より、Surface Tools for IT にアクセスして、[Microsoft.SurfaceITToolkit.UI_x64.appinstaller] または [Microsoft.SurfaceITToolkit.UI_arm64.appinstaller] (Arm64 デバイス向け) をダウンロードします。
画面中の [Download] を選択します。
- 対象のアーキテクチャを選択します。通常は、x64 バージョンを選択。
- ダウンロードする。
- ダウンロードしたファイルを実行します。
- 下記画面が表示されるので、[インストール] を選択します。
- 少し待つとダウンロードとインストールが終わり、下記の初期セットアップ開始画面が表示されます。[App Configuration を開始] を選択します。
- まずは、使用許諾契約書を読み、[使用許諾契約書を確認し、同意しました] にチェックを入れ、[承認] を選択します。
- 次に組織内で管理している Surface デバイスを選択します。
デバイスを選択後、[次へ] を選択します。
- テレメトリのオプトインにて、必要に応じて、[必須およびオプションの診断データを送信する] のチェックを外し、[次へ] を選択します。
- 最後に内容を確認し、[完了] を選択します。
- 下記のようにセットアップが完了しました。
<Surface IT Toolkit で出来る機能>
ホーム画面の左側のツリーの順番で紹介していきます。
まず、[Data Eraser] です。これは、Surface デバイスを修理や廃棄などする際に、保存されているデータを安全に消去するための機能です。
[Data Eraser USB-Builder] にて、データ消去用 USB メモリを作成出来ます。
[データ サニタイズ用の証明書] では、作成したデータ消去用 USB メモリで消去した記録 (ログ ファイル) を基にデータ消去が完了した証明書を作成出来ます。
[UEFI Configurator] では、Surface の UEFI 関連の設定が行えます。
[回復ツール] では、回復イメージ (BMR (Bare Metal Recovery)) の USB メモリを作成することが出来ます。
[ツール ライブラリ] では、各種ツールへのアクセスが可能です。
<[Data Eraser] 機能を試す>
Data Eraser 機能を試してみたいと思います。
- [Data Eraser USB-Builder] の [USB を作成] を選択します。
- データ消去するデバイスを選択して、[次へ] を選択します。
- 必要に応じて、[検証方法] を選択します。今回は、サニタイズ用の証明書を発行してみたいので、[Full] を選択して、[作成] を選択します。
- データ消去用の USB メモリが作成出来ました。
- 作成した USB メモリで起動して対象デバイスのデータを消去します。
今回は、実際の消去画面は割愛します。 - 消去が完了したら、消去に用いた USB メモリを Surface IT Toolkit のデバイスに持ち帰ってきて、挿入します。
- 下記の画面にて、[データ サニタイズ用の証明書] の [証明書を生成] を選択します。
- [ログ ファイルをインポート] を選択して、USB メモリ内にある [SurfaceDataEraserLogs] フォルダー内のファイルを選択します。
- データ消去を行った作業者の情報等と入力して、[次へ] を選択します。
- 最後に内容を確認し、[生成] を選択します。
- 証明書が生成されました。
- では、作成された証明書を確認してみましょう。
(シリアル番号のところはカットしてあります。)
残念ながら、2024/05/03 現在の状況では、一部文字が豆腐文字になっていますね。今後の改善に期待したいです。フィードバックするようにします。
ちなみに、証明書は PDF ファイルで生成されました。
2024/06/02 追記
上記の豆腐文字になってしまう問題ですが、本日 (2024/06/02) 確認したところ、Surface IT Toolkit のバージョン 1.186.139.0 で修正されていました。
上記のスクリーン ショットのように、豆腐文字ではなく、日本語で表示されるようになりました!
無事、豆腐文字が修正されてほっとしました。対応いただき、ありがとうございました。
<[回復ツール] 機能を試す>
- まず、[回復ツール] から [今すぐ作成] の [作成] を選択します。
- 回復イメージ (BMR (Bare Metal Recovery)) を作成するデバイスのモデルを選択し、[次へ] を選択します。
- 作成するイメージの言語などを選択し、[次へ] を選択します。
- 言語を英語などを選択した場合、Language Pack の選択が複数表示されますが、日本語を選択したので、[Japan] を選択します。
- 最終確認にて、問題無いことを確認し、[作成] を選択します。
- 作成が完了します。完了したら USB メモリを用いて対象デバイスの回復をします。
おまけコーナー
<Windows 10 OS 上でも Surface IT Toolkit が使えるの?>
安心してください。ちゃんと、Windows 10 OS 上でも Surface IT Toolkit はインストール出来ます。
<Arm64 デバイス上で Surface IT Toolkit は稼働するの?>
安心してください。ちゃんと Arm64 バージョンをインストールすれば、Native Arm64 アプリとして稼働します。
<まとめ>
組織で Surface デバイスを管理している方には嬉しい Tool ですね。
本ツールを活用して、組織内での Surface デバイスの展開に活用してみてはいかがでしょうか。私自身もこのツールを活用していこうと思います。