Configuration Manager Technical Preview 2106 の前提条件に Microsoft .NET Framework 4.8 が追加

皆さん、こんにちは。

今回は、Configuration Manager (Microsoft Endpoint Configuration Manager, MECM, SCCM) の Technical Preview に関する話題を取り上げたいと思います。

2021 年 6 月 25 日に、Configuration Manager Technical Preview 2106 がリリースされました。今回の 2106 は、Windows 11 のサポートをしている初めての Configuration Manager Technical Preview となります。

今回、Configuration Manager Technical Preview 2106 をインストールしようと思い、前提条件チェック (Run prerequisite check) を実行したのですが、前回同様に前提条件で警告が表示されました。具体的には、Microsoft .NET Framework 4.8 がインストールされているかのチェックです。私の環境では、Technical Preview を Windows Server 2016 上で稼働させているので、Microsoft .NET Framework 4.6.2 はプレインストールされているのですが、Microsoft .NET Framework 4.8 は追加でインストールしていませんでした。今回の 2106 以降では、この Microsoft .NET Framework 4.8 のチェックが追加されています。

この変更は Microsoft Docs にも掲載されています。

Features in Configuration Manager technical preview version 2106 – Microsoft .NET requirements

まだ、2106 では警告表示ですが、今後、必須要件になることも考えられます。(現在は、Technical Preview Branch のみですが、今後 Current Branch にも適用されるかと思います。)

私の検証環境では、Microsoft .NET Framework 4.8 をインストールしました。



Microsoft .NET Framework 4.8 インストール後、OS の再起動を実施します。

その後、最新の Microsoft .NET Framework 4.8 の更新プログラムを適用するため、Windows Update を実施します。

もう一度、前提条件チェックを実施します。

今度は、Microsoft .NET Framework 4.8 の要件はクリアしていることが分かります。(※ 前提条件で警告が表示されていますが、これは、HTTP 通信に関する警告です)

これで、2106 がインストールできるようになりました。(警告が表示されていても、インストールは可能ですが)

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