皆さん、おはようございます。
今回は、以前取り上げた、Windows の新機能である [ニュースと関心事項] を Intune を使って無効化する方法を取り上げたいと思います。この、[ニュースと関心事項] については、ページ ビューも多く、注目されているようなので、別記事にしました。
<概要>
まず、[ニュースと関心事項] とは何かということですが、詳細は以前のポストをみていただきたいのですが、ざっくりと紹介しますね。
2021 年 6 月の累積更新プログラムを適用すると、タスク バーの右下に天気のアイコンが表示されます。(下記、スクリーン ショットのように表示されます)
<Intune を使った [ニュースと関心事項] 無効化について (ポリシー作成)>
以前の記事では紹介しなかったですが、本 [ニュースと関心事項] は Intune 経由でも無効化できます。
- Microsoft Endpoint Manager Admin Center にアクセスします。
- [デバイス] > [構成プロファイル] > [プロファイルの作成] を選択します。
- プロファイル作成ウィザードにて、[プラットフォーム] を [Windows 10 以降]、[プロファイルの種類] を [設定カタログ (プレビュー)] を選択します。選択後、下部の [作成] を選択します。
- [デバイスの構成プロファイルの作成] 画面にて、[名前] や [説明] を入力して、[次へ] を選択します。
- [構成設定] が開くので、[設定の追加] を選択します。
- [設定ピッカー] が開くので、[カテゴリ別に参照] から [ニュースと興味] を選択します。(選択後、設定項目が表示されるまでに少し時間がかかります)
その後、[設定名] に [ニュースと関心事項を有効化] が表示されますので、チェックを入れます。
- 左側のメニューにて、[ニュースと関心事項を有効化] を [許可されていません。] に変更し、[次へ] を選択します。
- [割り当て] にて、このポリシーを配る対象のグループを選択します。(この例では、[Test_News_and_Interests] を選択しています)
その後、[次へ] を選択します。
- [スコープ タグ] については、必要に応じて選択します。その後、[次へ] を選択します。
- [確認および作成] にて、設定内容が正しいことを確認して、[作成] を選択します。
<Intune を使った [ニュースと関心事項] 無効化について (クライアント側での確認)>
ポリシーを作成したら、クライアント側で反映されているか確認します。
- 対象のクライアント マシンにて、[設定] > [アカウント] > [職場または学校にアクセスする] > 接続されている Azure AD 環境を選択し、[情報] を選択
- 画面下部の [デバイスの同期状態] にある [同期] を選択します。
(この操作はポリシーを直ぐに適用したい場合に実行します。通常は、定期的なタイミングにてポリシーが適用されるため、不要です)
- 同期が終わったら、一度画面を戻り、再度 [情報] を開きます。
[管理対象領域] にてポリシーのところに [Feeds] が表示されていれば、ポリシーが正しく適用されていることになります。 - 本ポリシーは、ポリシーが適用されて直ぐに [ニュースと関心事項] が消える訳ではありません。[サインアウト] か、OS の再起動が必要です。
- レジストリでも設定が反映されているか、確認しましょう。
<まとめ>
今回、Intune を用いた [ニュースと関心事項] を無効化する方法を紹介しました。エンタープライズ環境では、[ニュースと関心事項] が不要なケースがあるため、本方法を用いて、無効化することをお勧めします。Intune をご利用中の方は参考になれば、幸いです。
以前の記事でも書きましたが、筆者は本 [ニュースと関心事項] 機能を否定している訳ではありませんので、ご理解いただければと思います。(個人向けの機能としては、良い機能だと思います。)