皆さん、こんにちは。
今回は、Microsoft Endpoint Configuration Manager (旧 SCCM) サーバーのメンテナンスについて紹介します。
日々、Microsoft Endpoint Configuration Manager を利用していると IIS (Internet Information Services) ログが蓄積されていきます。私の検証環境では、IIS のログ ファイルだけで、約 70 GB になっていました。そのため、C ドライブの容量が逼迫していました。
(2017 年からの検証環境なので、約 3 年のログ ファイルが溜まっていたことになります)
<IIS ログ削除の方法>
- PowerShell を管理者権限で起動します。
- 下記コマンドを実行します。
forfiles /p "C:\inetpub\logs\LogFiles" /s /m *.log /c "cmd /c Del @path" /d -30
- 実行後は下記のように次のコマンドが入力出来るようになるだけで、特にメッセージは表示しない設定になっています。
- IIS ログが削除されたことが確認できます。
<まとめ>
今回は、Microsoft Endpoint Configuration Manager の IIS ログを削除する方法をお伝えしました。検証環境ではそこまで問題にならないかもしれませんが、本番環境では多数のクライアントからの通信が発生するため、IIS のログは肥大化します。その際に今回のコマンドを使って定期的に削除することをお勧めします。(コマンドを修正して、別フォルダーにコピーする方法でも良いと思います。)また、定期的に削除する場合は、タスク スケジューラーに登録する方法もお勧めです。