私の英語コミュニケーションの考え方

皆さん、おはようございます。

今回は、いつものテクニカルな話題ではなく、個人的な経験談を綴ろうと思います。

<おことわり、はじめに>

この記事で紹介する内容は、あくまで私個人の見解および体験談です。個人的な見解であることをご了承ください。また、英語学習や英語への考え方に関して、極端な表現があるかもしれませんが、他者やそれを主にされている方を批判する内容ではないことはご理解いただければと思います。

<本題>

なぜ、この記事を書こうかと思ったのは、最近、英語でのコミュニケーションの重要性を改めて感じ、今の感覚を記録しておこうと思ったためです。また、この内容が少しでも他の方の参考になれればと思い、書いております。

まず、考え方を話す前に私の英語力について皆さんにお伝えしたいと思います。というのも、英語コミュニケーションの考え方と言っていますが、私自身は英語は非常に不得意です。どの位不得意かというと、英語のスキルだけでは、基本的な文法の理解力や単語の知識は大学卒の新卒の平均よりも低いと認識しています。まぁ、ひどいもんで、TOEIC テストでは 400 点以下 (大分前の結果) です。

では、本題に。上記のような前提条件を踏まえた上で、私の英語コミュニケーションの考え方は、極端な考え方で、英語はコミュニケーションの “手段” と認識しているので、文法や正しい英語の使い方については、諦めています。ただし、以上に、英語で話す内容 (コンテンツ) が重要という考え方です。

<新卒の会社での経験>

というのが、その考えになったのには、実体験があります。まずは、新卒で入社した会社での経験です。新卒で入社した会社は、いわゆる外資でして、新卒の同期の人達はみんな私より英語ができる人達でした。今考えれば、英語だけで言えば、なぜ入社できたのかな?と思う位です。その会社では、米国本社と会議や、やり取りがありました。最初の頃は、英語でのコミュニケーションがまともに取れませんでした。というか、米国本社の担当者の方も相手にしていなかったと思います。ただ、私は技術的な観点 (コンテンツ) では、常に探究心を持って学習していたので、発言したい内容や伝えたい内容はたくさんある状況下でした。そのため、日々メールでのやり取りの際に、下手な英語で米国本社の担当者の方にとにかく情報共有という形でメールを送っていました。また、会議でも徐々に発言するようにしていたのですが、まぁ、残念ながらうまくは伝わりませんでした。それでも、最後の方は、米国本社の担当者の人に作業を依頼したところ、あなたならできるので、自分でやって良い、と信頼を得ることができました。また、その会社を辞める際に、米国本社のマネージメント層のマネージャーから直接内線に電話をもらって、感謝の気持ちを伝えていただいた時にはとても感動しました。大分、かいつまんでいますが、伝える内容 (コンテンツ) がしっかりしていれば、ちゃんと聞いてくれるんだという経験を得た機会でした。

その経験から、今の会社 (外資) でも、他のリージョンとの会議の際に、話したい内容があれば、できる限り (毎回ではありませんよ) 発言や情報共有を英語で行うようにしています。というのも、英語だから発言しないというのは私自身はしたくありません。というか、もったいないと思ってしまいます。もちろん、だからと言って、毎回毎回できている訳ではないです。

<Microsoft MVP としての活動において>

Microsoft MVP のカットでも、体験談を紹介したいと思います。Microsoft MVP を受賞させていただいて 4 回目になりますが、Microsoft MVP になると、開発部門とのコミュニケーション パスができます。しかし、コミュニケーションはもちろん英語で行う必要があります。メールでのやり取りだけではなく会議での参加などもあります。詳細の紹介は控えたいと思いますが、メールでのやり取りはあたり前ですが、書いたメールの内容が記録として残ります。なので、人によっては、英語の文法や表現が間違っていたら恥ずかしいという人も居ると思います。私も最初はそのように恥ずかしいという気持ちがありました。むしろ、申し訳無いという気持ちもありました。ただ、それがストッパーになり、フィードバックやメールをすることを諦めてしまうのはもっと良くないことだと個人的には思ったので、上記でも記載しましたが、英文法などは諦めました (汗)。

会議での参加の際も、参加するだけでも米国時間開催のため、日本時間の深夜で辛いので、参加するだけで良いのかもしれませんが、私は極力発言するようにしています。というのも、日本から参加していて、フィードバックしているというプレゼンスを示したいからです。

日本からのフィードバックが無く、製品への反映がされないことはもったいないかつ、残念なことだと思うので、できる限りフィードバックするようにしています。(使命感)

こつこつとそのような活動をしていると、会議に参加した時に、開発部門の方が、[Yutaro] と声をかけてくれる時もあります。そういうときは覚えてくれているんだととても嬉しい気持ちになります。

今後もできる限りフィードバックをできればと思います。なぜ、フィードバックしているかと疑問に思う方も居るかもしれませんが、それは、その製品が好きだからにつきます。

<さいごに>

今回は私の体験談を簡単に紹介しましたが、皆さんの参考に少しでもなれば幸いです。

最後に、私の好きな言葉を紹介したいと思います。それは、以前、Microsoft がスローガンとして使用していた、[Your potential. Our passion.] です。それから引用して、この記事を見ていただいている方も、Your potential (あなたにはポテンシャルがある) なので、少しだけ考え方 (マインドセット) を変えてみてはいかがでしょうか。いきなり、大きく変えることは難しいので少しずつ変えていきませんか?

<追記>

私が日々利用している翻訳ツールを紹介しておきます。

私は、みらい翻訳さんを利用させていただいております。

大分気に入っていて、かなり活用させていただいております。

https://miraitranslate.com/trial/

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